CFE-01 (Card H" 64) for Macintosh

Dan Kogai <dankogai@dan.co.jp >

はじめに

Card H" 64 petit は、Compact Flash の中に PIAFSの全機能を収めたもので、これさえあれば、PalmやHPCといった小さな通信機器でもネットサーフィンが楽しめ、またPCカードアダプタも付いているので当然ノートパソコンでも接続できる、これ「一枚」でモバイルは(日本国内なら)なんでもOKというすばらしいものなのですが、困ったことに「動作対応機器」の中に、Macintoshは入っていませんでした。筆者は PowerBook も ThinkPad も Jornada も Handspring Visor も、すべて適宜持ち歩いておりますが、これらのすべてで Card H" petit を使いまわせるようにしたいというのは当然過ぎる願いというものでしょう

Macはサポートされていないとはいっても、機能的にCard H" 64 petit はATコマンドで操るただのモデムなので、適切なCCLファイルさえあればMacでも当然使えるはずです。というわけで、筆者は買ったその日に作ったのが以下のCCLファイルです。

CCLファイル
http://www.dan.co.jp/cases/mac/CFE-01-for-Mac/CFE-01%20(C@rd-H%22%2064%20petit)
本ドキュメントを含むパッケージ
http://www.dan.co.jp/cases/mac/CFE-01-for-Mac.sit.hqx

使用法

上記パッケージをダウンロードした後、フォルダ内のCCLファイル、CFE-01 (C@rd-H" 64 petit)を、システムフォルダに入れるだけで、あとは普通にダイアルアップ接続をする時と同じように設定すればOKです。

使用例

それでは実例を見てみましょう。ここでは DALサービスを 使って@Niftyに 接続する例を取り上げます。

  1. 前述のとおり、CCLファイルCFE-01 (C@rd-H" 64 petit)を、システムフォルダにドラッグします。
  2. CFE-01をPCカードアダプタに挿した上で、PowerBookのPCカードスロットに挿します。以下のようにデスクトップにCF PHS Moduleが現れるはずです。

  3. 「モデム」コントロールパネルを開き、以下のような設定にします。

  4. 「TCP/IP」コントロールパネルを開き、以下のような設定にします。
  5. 最後に、「リモートアクセス」コントロールパネルを開き、普通にIDおよびパスワードを入力して接続ボタンを押すだけです。


関連URI

CFE-01オフィシャルページ
http://www.necinfrontia.co.jp/products/cf/index.htm